3Dプリンターの造形物が剥がれない時に役立つ道具
3Dプリンターで造形物を作っていると、ビルドプレートから全く剥がれないことがありませんか?
ビルドプレートと接点が多い造形物の場合は、特に剥がれにくいですよね。
私もこんな造形物を作った時に、かなり苦労しました。
ビルドプレートと接する面が広く、剥がすのに一苦労するタイプの生成物です。ちなみにPLAになります。
今回は、そんなときに役立つ道具を紹介したいと思います。
まず3Dプリンターのビルドプレートですが、最近は素材をビルドプレートにくっつきやすくするために、ガラスビルドプレートの上にマスキングテープを貼っています。その影響もあって全然剥がれませんでした。
あまりにも剥がれないので、正直剥がせないかもと思いもしました。。。
最終的には、マスキングテープを限界まではがし、隙間にスクレーパーを無理やり押し込んで、ようやく剥がすことができました。スクレーパーは、3DプリンターのEnder-3に初めから付属していたものを使用しており、厚みがあって少し使い勝手は悪いです。
この生成物はもう一つ作る予定だったので、何かいい方法はないかと調べました。
そして見つけたのが、
手頃な値段なので、物は試しと思い買ってみましたが、本当に驚くほど剥がしやすいです!
カッター部分がかなり薄いため、造形物とビルドプレートの間にも難なく入ります。
強度も十分あるので、押し込む方向にかなり力を入れても大丈夫でした。
レビューでも絶賛している人がいますが、本当に3Dプリンターの生成物を剥がすために生まれてきたのかと思うレベルです。
実際に、造形物とビルドプレートの間に初めて入れた時がこんな感じです。
ここからテープはがしカッターを、グリグリと奥に押し込んでいき、ある程度隙間ができたところでスクレーパーを入れると、簡単に剥がせました。
値段も安いので、一本持っておいて損はないと思います!
是非快適な3Dプリンターライフをお過ごし下さい。